独身OLの卵子凍結保存ブログ

39歳、独身OLのA子です。恋人との結婚やその先の出産のタイミングに悩み、卵子凍結(社会的適応)することを決めました。同じように悩む方の参考になればと思い、記録していきます。

【卵子凍結プロジェクト】⑦次のステップへ

3度目の通院

5日間の自己注射と、3日間お薬を飲んだ後に、予定通り通院。

今日も採血のあと内診しました。

エコーで子宮内膜の厚さ、卵胞の数、大きさを測定。

まだ小さいみたいでしたが、数はあるので今回採卵できると言われました。

5日後くらいの排卵予定日まで引き続き自己注射をするように言われて、

「ゴナールエフ」「HMGフェリング」セトロタイド」を処方されました。

 

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飲み薬も5日分。

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◆本日の費用

注射 44,600円
検査   6,480円
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合計 51,080円


◆これまでの費用

総額 158,910円


 

【卵子凍結プロジェクト】⑥自己注射

朝イチ自分に針を刺す(笑)

 

起きたらまず注射。

測ったところ10分程で全て出来ました。

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注射針をセットして、2種類の薬剤(「ゴナールエフ」と「フォリルモン」)と生理食塩水を吸い上げてから、一気にお腹に刺して注入します。

針を刺すまでは良いけど、薬を入れるのが少し痛い><

【卵子凍結プロジェクト】⑤3度目の診察

リセット後の生理

来院予約をしてあったので、ピルを飲み終わってからは「ちゃんと生理が来るかな?」とドキドキしていましたが、予約日に合わせて生理が来ました。

受付で「生理来てますか?」と聞かれたので「はい」と返答。紙を渡されて、いつ生理が来て今日何日目なのか、を書いて提出しました。

そのあと採血室に呼ばれて、「ホルモンの状態を調べます」と1本分採血しました。

それから理事長先生の内診。

今日もエコー。子宮内膜の厚さ、卵胞の大きさと数を測り問題なさそうでした。

スケジュール決定

続いてスケジュール決め。

・このままいくと(予定通り)2週間後位に採卵することになりそう

・採卵の前(今日から4日後か5日後)に来院が必要

と言われて5日後に来院する予約をしました。

そして今日から自己注射することに。

 

別室に移り看護師さんにじっくり注射の方法を教わり、まずその場で1回。
…出来ました😃

注射は朝にするようにと言われたので、明日から頑張らないと…。

4日分の注射と、3日目から採卵日まで飲む飲み薬をもらって帰りました。

注射セットの写真を載せます。

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  1. 1回に注射する薬品2つと生理食塩水。
  2. 注射後に貼る絆創膏
  3. 注射器と針
  4. 薬品の蓋(ガラス)を折る機材
  5. 消毒用のコットン
  6. 使用済み注射針を入れる容器
  7. 予備の注射器と針

 


◆本日の費用

投薬      770円
注射 56,320円
検査   6,480円
その他  160円
============
合計 63,730円


◆これまでの費用

総額 107,830円


 

【卵子凍結プロジェクト】④2度目の診察

2度目の診察

数週間後、生理が始まった日の朝に翌日の朝8時の予約を取りました。

 まずは理事長先生と、先日の血液検査の結果を見ながらお話。とくに問題はなさそうと聞いて安心しました。

 AMHは32歳くらいの数値に近い値でしたが(実年齢は39)、これは卵子の残存数の目安を表わすものであって「質」を表わすものではないということで先生方はあまり意識しない数値のようでした。(検査自体、必須じゃないですし)

 体に異常がないことが確認できたので改めて凍結の意思を聞かれて、進めることにしました。

 

続いて別の男性医師の診察。

今日もエコーで卵胞の数とそれぞれの大きさを確認しました。

数は問題ないけれど、卵胞の大きさがバラバラで凍結保存には不向きとのこと。

ピルを飲んで、いったん生理をリセットして次の機会にチャレンジしようと言われました。

 ピル11錠を院内処方して頂き、次の予約もして帰りました。

 

プラノバール

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毎日同じ時間に飲むのが大事だということで、23時にタイマーをかけて飲み忘れないようにしました。

私は副作用もなかったし、一度も忘れることなく飲み終えました。11日分飲み終えてから、4日後に生理が来ました。(予定どおり!)

 


◆本日の費用

投薬 1,980円
検査 6,480円
============
合計 8,460円


◆これまでの費用

累計 44,100円


余談ですが、夏休みの旅行を控えていて、今の周期だと旅行中に生理が重なってしまうのが憂鬱で…そのことを先生に話してみたら、「お!旅行はいつですか?」とちゃんと聞いてくださり、今回のピルは飲むとすぐに生理が来るものだと教えてくれました。でも生理が終わったら採卵をすること、服用する薬の副作用で旅行中にお腹が痛くなったり張ったりする可能性があること、も話してくれました。とはいえ排卵予定日(=採卵予定日)から旅行まで1週間あったので、「ギリギリ大丈夫かな」ということで今回進めることにしました。(こんなことまで先生が一緒に考えてくれたことが嬉しかった)

【卵子凍結プロジェクト】③初診

ついに通院開始

とある土曜日の午前中。

まずは受付で病院のシステムの説明を受けました。(来院してからの手続きや支払いについて)

 

問診

そのあと女医さんの問診。ここでは

  • どのような望みなのか
  • 心配事はあるか
  • 既往症

などについて聞かれました。

女医さんは30代前半くらいと思われる、気さくな方でこちらも気負わず話すことができました。

 

私は、

  • まだ卵子凍結するか決心がついてはいないこと
  • でも、同じことをもう何年も迷っていること
  • そして、自分の体に問題がないようなら、やはり今回凍結したいと思う

ということを伝えました。

(自分の心の中ではほとんど決まっていたのに1%の迷いがあって、、、誰かに話してやっと決心出来た気がします。)

煮え切らない話だったと思いますが、じっくり聞いてくれた先生に感謝。

 

理事長先生の診察

そのあと、理事長先生の診察がありました。(妊活セミナーでお目にかかった先生です。)

女医さんに話したことが伝わっていて、理事長先生も私の意向を汲んで話を聞いてくれました。

体に大きな問題がなさそうなら凍結したいと考えている、と話したあとに内診。

子宮内の検診をしました。

エコーで卵胞の大きさと数を見たところ、十分に採取できそうだと聞いてひと安心。他、異常はなさそうとのこと。

これを聞いて決心しました。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)の検査(※)もしてみたいと希望を申し出て、別室で血液検査と心電図検査などを行い初日は終了。

次回の診察は、生理開始日か翌日に来るようにと言われました。

 

(※)AMH検査とは、発育過程にある卵巣から分泌されるホルモン(AMH)の値を調べることで「卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか」の目安を示す検査です。

 


◆本日の費用

検査 35,640円


 

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【卵子凍結プロジェクト】②妊活セミナー

独身だから・・・一人で参加。

この「妊活セミナー」は土曜日の昼下がりに病院(の待合スペース)で開催されるもので、参加者は…

夫婦、女性同士(20代?)、女性1名など様々で、合計20名くらいだったと思います。

妊活セミナーというだけあって、不妊治療の話がメインで卵子凍結の話はなかったけど、理事長先生の誠実な人柄や患者のことを第一に考えるという病院の方針が伝わってきました。

セミナー終了後、希望者には院内施設も簡単に案内してもらえて(全員希望していました)、清潔な環境や整った設備を見ることができ、行って良かったです。院内見学も含めて90分くらいでした。

スタッフの方々もとても感じが良かったのも印象に残りました。

 セミナー帰りに初診予約も出来ると言われたけど、、、心が決まらず、その日は予約せずに帰りました。

・・・

・・・

それから他の病院を調べたりもしましたが、1,2週間後に初診の予約をしました。

次回は初診について書きます!

 

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【卵子凍結プロジェクト】①悩み続けた数年間

卵子の老化」

数年前にNHKスペシャルで「卵子の老化」をテーマにした番組があったのをご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。今調べたら放送されたのは2012年2月。当時私は30代前半で、その番組は女友達と一緒に見ていました。

35歳頃から卵子の老化が始まる」という番組予告でしたが、どこか他人事のように考えていました。その時私は結婚したばかりで、子供を産みたいとも思っていなかったし、もし産みたくなったとしても「35歳まであと数年ある」という気持ちがありました。

 

私の記憶では、番組では

  • 卵子も老化するという事実
  • 海外に比べて日本は助成制度などが整っていないこと

をメインに紹介していたと思います。社会に対して問題提起をして終わったような…。

友人と「もう私たちは手遅れだと言われているようなものだね。結局どうすればよいのかは分からなかったね。」と感想を話した記憶があります。

 

子供はいらないと思う一方で「卵子の老化」という言葉は以後ずっと私の頭に残り続け、周りの友達が子供を授かったという話を聞いては焦りを覚えていました。

 

その後結婚生活がうまく行かず離婚に至ったのですが、離婚はなかなか大変な道のりで、成立するまでの数年は自分の卵子の事など考える余裕はありませんでした。

 

不思議なもので、離婚が成立して落ち着いてから子供が欲しいと思うようになり…。2017年頃から卵子凍結に関する情報を集め始めました。ネット上には医学的な話はたくさん出てきましたが、私が知りたかったのは

  • 凍結したら気持ちが楽になるのだろうか?
  • 実際に凍結するまでの流れはどんなだろう?
  • 凍結卵子で元気なお子さんを授かった人は今どのように暮らしているのだろう?

といったもの。経験された方のインタビューやブログがあれば良かったのですがごくわずか。踏みだせないまま、ついに39歳になりました。

 一歩を踏み出し、病院を絞る

     40歳以降の卵子凍結に積極的ではない病院が多い事は知っていたので、39歳で腹をくくりました。

まずは病院探し。

東京 卵子凍結」というキーワードをネットで検索しました。

選択肢はたくさんあるだろうと思っていたけれど、実際に出てきたのは10件程。(実際には大学病院などにもっとあるのかもしれないですが。)

 ざっと以下を確認しました。

  • 年齢制限があるか
  • 社会的適応も扱っているか
  • 通える場所にあるかどうか(凍結までの通院に加えて将来体外受精する場合も考慮)
  • 病院の理念
  • 病院の実績

上記の項目を総合的に見たうえで通いたいと思った病院について更に「採卵までの費用と保管料」について費用を明記しているところで調べました。

 

12個の卵子を5年間保存すると仮定して試算すると…

80万円弱~180万円くらいになり、差がつくのは保管料の部分、という印象でした。
(※)この頃の私は12個というのが妥当なのかは全く分かっていませんでした。後から考えると20個くらいで試算すると良さそうです。

良さそうに思った病院のうちの1つで、理事長先生の妊活セミナーというものを無料開催するという情報があり、参加することにしました。

 

次回は、妊活セミナーの様子とその後の決断について書いていきます。

 

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